ドライバーにやさしい自立立体駐車場
2021年11月24日

自動車用ガラスコーティングの特徴

自動車用のコーティングにはポリマー系コーティング、ガラス系コーティング、ガラスコーティングの3種類があります。ポリマー系とガラス系は樹脂が使用されているので油分を含む汚れや紫外線によって劣化・酸化します。これに対してガラスコーティングは二酸化ケイ素で、窓ガラスやコップなどに使用されているガラスが被膜の主成分なので、コーティング表面は酸化することがありません。ガラスは紫外線を遮断する効果があり、酸・アルカリや油分などに対する耐久性が非常に高いという特徴があります。

さらに被膜表面が硬いので細かい傷がつきにくくなりますし、コーティング効果が持続する期間が最も長くて一度加工すれば数年間持ちます。ガラスコーティングは自動車用の各種コーティング剤の中で最強なのです。ガラスコーティングは自動車の表面に薬剤を塗布してから二酸化ケイ素の被膜が形成されるまでに数日間を必要とし、この間は車庫に静置しておかなければなりません。表面のガラス被膜が固化するまでの間に、水や汚れが付着してしまうと加工をやり直さなければならなくなってしまうからです。

このためコーティング加工を業者に依頼した場合は自動車が戻って来るまで1週間程度かかります。さらに加工にかかる費用が6~10万円程度で他のコーティングよりも高額です。市販のガラスコーティング剤を購入して自分でコーティング加工を施すこともできますが、1週間程度は雨や夜露などで水分が付着しないように車庫に置いておくように注意しなければなりません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です