余った土地を生かして不動産運用をしたいという方には、平面の土地よりも立体駐車場の不動産運営がおすすめです。なぜ立体駐車場が平面の土地よりもおすすめなのかというと、立体であれば一階部分だけでなく、二階、三階と平面よりもたくさんの車が停められて収入に多くつながりやすいからです。また、立体駐車場は台風や雨の日でも屋上以外は建物に直結していて濡れにくいという点があるため、駐車場を利用する側のメリットも大きく、人気なのです。ただし、立体駐車場を運用する面では注意点もあるため、メリットとデメリットを比較した上でご検討ください。
まず駐車場経営は、空いている土地を生かしているのだから税金はそこまで掛からないと思っている方が多いかもしれません。ですが駐車場設備の所有者には償却資産税と呼ばれる税金が課税されます。家が建っているほうが固定資産税の優遇措置で税金が安くなるため、人によっては駐車場運営は税金対策にならないという点を事前に理解しておきましょう。また、駐車場運営で特に立体駐車場は維持費用が掛かります。
更地を単に駐車スペースとして貸しているのとは違って、メンテナンスが不可欠です。機械式駐車場であれば、故障は経営に直結します。ただし、最初に述べたように狭い土地にも階を重ねることで多くの車を停めて収入アップが見込めるのも利点です。メリットとデメリットを理解した上で駐車場運営は始めましょう。
もし知り合いに駐車場を運営している方がいるなら、始める前に話を聞いておくのが一番です。